人工的な香水は香りが強くて苦手、という方は多いですよね。
しかし、エチケットとして香りが必要な方もいます。
エッセンシャルオイルを使った自然派の香水で、香りを楽しみませんか？
アロマ初心者でもすぐに始められる、簡単な手作り香水の作り方と、香水におすすめのアロマをご紹介します。
【SODA】3分間リラックスVol.9：香水にも使えるオシャレ用アロマ活用法
＜目次＞
1. アロマを使う前に知っておきたいこと
・エッセンシャルオイル
・ブレンドオイル
2. 香水代わりにおすすめのアロマの香り3選
・ゼラニウム
・イランイラン
・ローズオットー
3. 持ち運びできる、アロマ香水を作りましょう
4. エッセンシャルオイルを使用する際の注意事項
5. まとめ 〜アロマの香りで、自然派オシャレを楽しみましょう〜
1．アロマを使う前に知っておきたいこと
2種類のアロマオイルについてご説明します。
・エッセンシャルオイル
エッセンシャルオイルは精油とも言われ、植物から抽出されたアロマの原液です。
刺激が強いので肌に直接使用することはできません。
また、エッセンシャルオイルは価格の幅が広く、香りによって大きく違います。（約1000円〜10000円）
（なせ、香りによって価格が違うのか？）
エッセンシャルオイルの価格は、かおりの原料の価格によって変動します。
最高級品と言われるダマスクローズ精油は1滴のオイルを抽出するために70輪のバラが必要となります。原料のバラが高価なため、エッセンシャルオイルは、かなりの高値となります。
一方で、レモングラス精油は、50kg葉から1kgのオイルが抽出されます。
・プレンドオイル
ブレンドオイルは数種類のエッセンシャルオイルがブレンドされたもの、
エッセンシャルオイルを薄めたもの、用途もそれぞれに違います。
価格の安すぎるもの（500円以下）は化学物質などがブレンドされている可能性があります。
購入される場合には、内容成分と用途をしっかりと確認されることをお勧めします。
2. 香水代わりにおすすめのアロマの香り3選
アロマの香りには、リラックスやリフレッシュなど様々な効果があります。
香水としての使用におすすめの「女性らしい香り」を3つご紹介します。
一つのアロマだけでも十分に香りを楽しめますが、複数のアロマをブレンドして、自分の好きな香りのオリジナル香水も作れます。
ブレンドをする場合は、相性のいいアロマを選びましょう。
ゼラニウム
爽やかなバラのような、フローラルで女性らしい印象の香りです。
不安定な気持ちや、落ち込んだ気持ちをやわらげるので生理期間、更年期でお悩みの方にもおすすめです。
＜ゼラニウムと相性のいいアロマ＞
・ローズオットー
・クラリセージ
・ラベンダー
イランイラン
ランイランの濃厚で甘い香りは、女性らしいエキゾチックな甘い印象の香りです。
心の緊張をほぐし、リラックスできる香りです。
神経系の鎮静作用が期待できるので、不眠でお悩みの方にもおすすめです。
また、強めの香りなので、少量の利用をおすすめします。
＜イランイランと相性のいいアロマ＞
・ベルガモット
・ラベンダー
・サンダルウッド
ローズオットー
3000kgの花からわずか1kgしか採取できない、とても稀少で高価なアロマです。
女性に人気のある優雅な印象の香りです。
女性ホルモンのバランスを整えるので、イライラや気分の落ち込みなど、女性特有の不調（生理期間の不調や更年期障害など）でお悩みの方にもおすすめです。
また、市販の香水などにもよく使用される人気のある香りです。
＜ローズオットーと相性のいいアロマ＞
・ゼラニウム
・ラベンダー
・ジャスミン
３. 持ち運びできる、アロマ香水を作りましょう
人工的な香りの香水は、苦手とする人が多いですよね。
天然素材でできる、やさしい香りのアロマ香水を作ってみましょう。アロマ初心者でもすぐにできる、材料を合わせるだけの簡単レシピです。
持ち運びもできるので、いつでもどこでもアロマを楽しむことができます。
＜必要なもの＞
・エッセンシャルオイル（20滴）
・ホホバオイルもしくは無水エタノール（10ml）
・ローラーのついたボトル
※ローラーなしでも可能です。しかし、持ち運び用としてのご利用は、ローラー付きがおすすめです。
＜手順＞
①清潔な容器に材料を入れる
②よく混ぜる
＜ポイントと注意点＞
・複数のエッセンシャルオイルを混ぜる場合は、合計で20滴になるよう調節しましょう。
・時間に余裕のある場合は、エッセンシャルオイルのみをブレンドした状態で1日置きましょう。より深みのある香りを楽しめます。
・作った香水は、高温多湿を避けて保管しましょう。
・エッセンシャルオイルを直接肌につけないようにしましょう。肌荒れなどの原因となります。
4. エッセンシャルオイルを使用する際の注意事項
・ご使用のエッセンシャルオイルで皮膚や体の異常を感じた場合は、直ちに使用をやめましょう。
・エッセンシャルオイルは原液のため、濃度が高いエキスです。直接皮膚に触れないようにしましょう。
・基本的にエッセンシャルオイルは飲用できません。
・妊娠中のエッセンシャルオイルの使用には注意が必要です。医師へ相談のもと、使用可能なオイルを確認しましょう。
・柑橘系のエッセンシャルオイルの使用には注意が必要です。皮膚についた状態で紫外線を浴びると「光毒性」という、皮膚がダメージを受ける可能性があります。
7. まとめ 〜アロマの香りで、自然派オシャレを楽しみましょう〜
香水をつけたいけど、人工的な香りは苦手という方は多いですよね。
エッセンシャルオイルを使った香水は自然のやさしい香りなので、香水に抵抗のある方でも楽しめます。
アロマの香りは、自分だけでなく周囲の人にも喜ばれます。また、香りをブレンドすることで、自分だけの特別な香水を作れます。
リラックスやリフレッシュなどの効果もあるエッセンシャルオイルを使って、心や体にもやさしい自然派香水でオシャレを楽しみましょう。