「生理前後はイライラしがち」「生理中のニオイが気になる」「生理痛で、毎月つらい思いをしている」
毎月、つらい生理期間を過ごしていませんか?体や心に影響する生理に関する悩みは、人それぞれ症状が違います。
たくさんあるアロマの香りの中から、生理中におすすめのアロマの香りと、悩みを和らげる活用法をご紹介します。
アロマの香りで、毎月のつらさを和らげて快適な生理期間を過ごしましょう。
<目次>
1. アロマを使う前に知っておきたいこと
・エッセンシャルオイル
・ブレンドオイル
2. 生理のつらさを和らげるアロマの香り3選
・ラベンダー
・ゼラニウム
・イランイラン
3. アロマで生理中の気になるニオイ対策
4. エッセンシャルオイルを使用する際の注意事項
5. まとめ 〜アロマの香りで、生理中の悩みを解消しましょう〜
1.アロマを使う前に知っておきたいこと
2種類のアロマオイルについてご説明します。
・エッセンシャルオイル
エッセンシャルオイルは精油とも言われ、植物から抽出されたアロマの原液です。
刺激が強いので肌に直接使用することはできません。
また、エッセンシャルオイルは価格の幅が広く、香りによって大きく違います。(約1000円〜10000円)
(なせ、香りによって価格が違うのか?)
エッセンシャルオイルの価格は、かおりの原料の価格によって変動します。
最高級品と言われるダマスクローズ精油は1滴のオイルを抽出するために70輪のバラが必要となります。原料のバラが高価なため、エッセンシャルオイルは、かなりの高値となります。
一方で、レモングラス精油は、50kg葉から1kgのオイルが抽出されます。
・プレンドオイル
ブレンドオイルは数種類のエッセンシャルオイルがブレンドされたもの、
エッセンシャルオイルを薄めたもの、用途もそれぞれに違います。
価格の安すぎるもの(500円以下)は化学物質などがブレンドされている可能性があります。
購入される場合には、内容成分と用途をしっかりと確認されることをお勧めします。
2. 生理のつらさを和らげるアロマの香り3選
ホルモンバランスの乱れ、イライラ、気持ちの浮き沈み、お腹や腰の痛みなど、生理中や前後は、心も体も不調を感じる人が多いです。
アロマの香りを活用して心身の不調を和らげましょう。
生理期間をより快適に過ごすための、おすすめのエッセンシャルオイルを3種類ご紹介します。
ラベンダー
馴染みのある香りで、ポプリやリラクゼーション用品などにも多く使用されています。アロマ初心者にもおすすめです。
心地よく穏やかでフローラルな香りは、生理期間のイライラの緩和を助けます。
また、リラクゼーションに向いているエッセンシャルオイルなので、不眠などでお悩みの方にもおすすめの香りです。
カモミール・ローマン
穏やかで、りんごのような甘い香りが特徴です。
鎮静作用のあるエッセンシャルオイルなので、生理痛でお悩みの方におすすめです。
また、消化不良などの胃腸の不調改善や、頭痛でお悩みの方にもおすすめです。
サイプレス
西洋のヒノキとも言われる、日本人に馴染みの深いエッセンシャルオイルです。
副交感神経の働きを高め、自律神経のバランスを整えるので、樹木の深い香りで心を落ち着かせます。
情緒不安定になりやすい生理期間や、更年期障害などでお悩みの方におすすめです。
3. アロマで生理中の気になるニオイ対策
生理中のニオイでお悩みではありませんか?
スッキリ爽快で、周囲の人も気にならない、アロマを使ったニオイ対策をしましょう。
アロマ初心者でもすぐにできる、材料2つでできる簡単な方法です。
<必要なもの>
・エッセンシャルオイル(1滴)
・ティッシュ
<手順>
① ティッシュにエッセンシャルオイルを垂らす
② ①を整理用ナプキンとショーツの間に挟む(ティッシュは絶対に肌に触れないように注意する)
<ポイントと注意点>
・デリケートゾーンでの使用なので、ティッシュやエッセンシャルオイルは絶対に肌に触れないようにしましょう。
・エッセンシャルオイルの量を使い過ぎないようにしましょう。
・ティッシュやナプキンはこまめに変え、清潔に保ちましょう。
・違和感を感じる場合は、すぐに使用をやめましょう。
生理中のニオイ対策におすすめのアロマ
除菌や殺菌効果のあるスッキリ爽やかなアロマの香りで、生理中の気になるニオイ対策をしましょう。
・ペパーミント
抗菌作用によりニオイの対策に役立ちます。
また、クールダウン効果、リフレッシュ効果もある香りなので、生理中のムレでお悩みの方にもおすすめです。
・ユーカリ
消毒・殺菌作用のあるアロマです。スッキリとした爽やかな香りが特徴です。
・ローズマリー
抗菌作用でニオイ対策に役立ちます。ラベンダーやユーカリのアロマと相性の良い香りです。
4. エッセンシャルオイルを使用する際の注意事項
・ご使用のエッセンシャルオイルで皮膚や体の異常を感じた場合は、直ちに使用をやめましょう。
・エッセンシャルオイルは原液のため、濃度が高いエキスです。直接皮膚に触れないようにしましょう。
・基本的にエッセンシャルオイルは飲用できません。
・妊娠中のエッセンシャルオイルの使用には注意が必要です。医師へ相談のもと、使用可能なオイルを確認しましょう。
・柑橘系のエッセンシャルオイルの使用には注意が必要です。皮膚についた状態で紫外線を浴びると「光毒性」という、皮膚がダメージを受ける可能性があります。
7. まとめ 〜アロマの香りで、生理中の悩みを解消しましょう〜
生理による症状は、個人差はありますが、激しい痛みで動けなかったり、イライラで家族や恋人に当たってしまったりなど、生理期間に悩む女性はたくさんいます。
また、女性特有の悩みであるために、打ち明けることを恥ずかしく思う人が多いかと思います。
しかし、家族やパートナーの理解は精神面でのサポートにもなり、とても大切です。
自分でできる対策として、女性に嬉しいアロマの香りでセルフケアをし、いつもより快適な生理期間を過ごしましょう。