暑い日が続く季節、冷たいものばかり食べていませんか?
ダルさで食欲不振などにお悩みではありませんか?
ウイルスや熱中症の対策には、きちんと食事をすることが大切です。
実は、アロマの香りに、食欲を促す効果があることをご存知ですか?
夏におすすめの3つのアロマ活用法をご紹介します。
食欲不振を解消して、暑さやダルさに負けない、バランスのいい食事をしましょう。
<目次>
<目次>
1. アロマを使う前に知っておきたいこと
・エッセンシャルオイル
・ブレンドオイル
2. 食欲不振対策におすすめのアロマの香り
・オレンジ・スイート
・グレープフルーツ
・ベルガモット
・レモン
・マンダリン
3. <その1>アロマのマッサージオイルで体のケアをしましょう
4. <その2>アロマバスで全身リラックス方法
5. <その3>ハンドケアで食欲不振を改善する方法
6. エッセンシャルオイルを使用する際の注意事項
7. まとめ 〜アロマの香りで、食欲不振を解消しましょう〜
1.アロマを使う前に知っておきたいこと
2種類のアロマオイルについてご説明します。
①エッセエッセンシャルオイル
エッセンシャルオイルは、精油とも言われ、植物から抽出されたアロマの原液です。
刺激が強いので肌に直接使用することはできません。
また、エッセンシャルオイルは価格の幅が広く、香りによって大きく違います。(約1,000円〜10,000円)
②ブレンドオイル
ブレンドオイルは、数種類のエッセンシャルオイルがブレンドされたもの、エッセンシャルオイルを希釈したもの、用途もそれぞれ違います。
安価な価格のもの(500円以下)は、化学物質などがブレンドされている可能性があります。購入される場合は、成分と用途をしっかり確認されることをお勧めします。
2. 食欲不振対策におすすめのアロマの香り
消化器の不調、風邪などによる不調、精神的なストレスによって食欲不振になることがあります。
食欲不振の改善に効果が期待できるエッセンシャルオイルを5つご紹介します。
アロマの香りを使って、セルフメンテナンスを行いましょう。
オレンジ・スイート
消化促進、食欲増進の効果のあるエッセンシャルオイルです。
また、リラックス効果もあるのでストレスでお悩みの方にもおすすめです。
オレンジ・スイートの香りは、明るく前向きな気持ちになります。
グレープフルーツ
消化促進、健胃作用のあるエッセンシャルオイルです。
イライラなどによる、胃の不調でお悩みの方にもおすすめです。
光毒性のあるエッセンシャルオイルです。使用後は、日に当たらないように気をつけましょう。
ベルガモット
消化促進、健胃作用、消化器系の不調改善に作用するエッセンシャルオイルです。
また、抗うつ作用、鎮静作用などの神経系を整える作用もあるので、イライラや情緒不安定でお悩みの方にもおすすめです。
強い光毒性のあるエッセンシャルオイルです。使用後は、日に当たらないように気をつけましょう
レモン
消化促進、健胃作用のあるエッセンシャルオイルです。
また、抗ウイルス作用もあるので、風邪の予防や殺菌消毒にもおすすめです。
光毒性のあるエッセンシャルオイルです。使用後は、日に当たらないように気をつけましょう
マンダリン
食欲増進作用、消化促進作用のあるエッセンシャルオイルです。
また、抗うつ作用もあるので、不安や自信喪失でお悩みの方にもおすすめです。
マンダリンの香りの効果によって、明るく前向きな気持ちになります。
3.<その1> アロマのマッサージオイルで体のケアをしましょう
疲労やストレスは食欲不振の原因となります。アロマオイルを使用したマッサージで全身をリラックスさせましょう。
また、エッセンシャルオイルの香りは食欲不振の改善や、リフレッシュにも効果を期待できます。
作り方はとても簡単!エッセンシャルオイルとキャリアオイルを混ぜるだけで、すぐに作ることができます。
<必要なもの>
・エッセンシャルオイル(10滴)
・キャリアオイル(50ミリリットル)
キャリアオイルとは
主に、ホホバオイル、スイート・アーモンド、グレープシードなどです。エッセンシャルオイルと合わせることで、マッサージ用のアロマオイルとして使用することができます。
<ポイントと注意点>
・エッセンシャルオイルの量は基準値より多すぎないように注意しましょう。
皮膚炎症を起こす原因となります。基準値は10滴(濃度は1パーセント)です。
・夜、もしくは外出予定のない日にしましょう。
(柑橘系のエッセンシャルオイルは、日に当たると皮膚に炎症を起こす可能性があります)
・事前にパッチテストをしましょう。
パッチテストの方法
作ったアロマオイルを腕の内側に少量塗り、1、2日放置して経過を見ます。
痒みや赤みが出た場合はしっかりと洗い流し、アロマオイルは使用しないようにしましょう。
4. <その2>アロマバスで全身リラックス方法
ストレスは、食欲不振の原因にもなります。ゆっくり浴槽に浸かって、心身ともにリラックスをしましょう。
また、エッセンシャルオイルの代わりに、食欲不振に効果的な柑橘系のフルーツを直接浴槽に入れて、アロマバスを楽しむこともできます。
<必要なもの>
・エッセンシャルオイル(3〜5滴)もしくは柑橘系のフルーツ
・バスソルト(30g)もしくは牛乳(50ml)
<作り方>
バスソルトもしくは牛乳を、エッセンシャルオイルと合わせるだけです。
皮膚への負担がないように、必ずお風呂用のアロマを作りましょう。
<手順>
①お風呂用のアロマ(もしくは柑橘系のフルーツ)を準備する
②浴槽にぬるめのお湯を入れる
③①を浴槽へ入れる
④15〜20分程、ゆっくりとお風呂に浸かる
⑤オイルなどが気になる場合はシャワーで洗い流す
<ポイントと注意点>
・エッセンシャルオイルを直接お風呂に入れないようにしましょう。(皮膚の炎症などを起こす可能性があります)
・浴槽のお湯はぬるめにしましょう(長めに浸かることができる温度)
・入浴は食後1時間以降、入浴後は30分休憩をとりましょう
・夜、もしくは外出予定のない日にしましょう。(柑橘系のエッセンシャルオイルは、日に当たると皮膚に炎症を起こす可能性があります)
・怪我や、皮膚の炎症がある場合はアロマを使用した入浴を避けましょう。
5. <その3>食欲不振を改善する贅沢ハンドケアの方法
浴槽に浸かるのは面倒だなという方にもおすすめ、気軽にできるハンドバスで香りを楽しみながらメンテナンスしましょう。
<必要なもの>
・エッセンシャルオイル(2〜3滴)
・バスソルト(大さじ1)
・洗面器
・ぬるま湯
<手順>
①<その1>でご紹介したアロマオイルでハンドマッサージを3分間行う
②エッセンシャルオイルとバスソルトを混ぜる
③洗面器にぬるま湯を入れ、②を入れ軽く混ぜる
④両手首までお湯に浸し、軽くマッサージを行う
<食欲不振におすすめのマッサージ方法>
手のひらの中心から、手首の関節の下(関節から指2本分下)までを押すようにマッサージしましょう。
胃や自律神経に働きかけるツボを刺激して、食欲不振の改善をします。
<ポイントと注意点>
・夜、もしくは外出予定のない日にしましょう。(柑橘系のエッセンシャルオイルは、日に当たると皮膚に炎症を起こす可能性があります)
・ハンドバス後に、かゆみや違和感がある場合は、エッセンシャルオイルを洗い流しましょう。
・怪我や、皮膚に炎症がある場合はエッセンシャルオイルの使用を避けましょう。
6. エッセンシャルオイルを使用する際の注意事項
・ご使用のエッセンシャルオイルで皮膚や体の異常を感じた場合は、直ちに使用をやめましょう。
・エッセンシャルオイルは原液のため、濃度が高いエキスです。直接皮膚に触れないようにしましょう。
・基本的にエッセンシャルオイルは飲用できません。
・妊娠中のエッセンシャルオイルの使用には注意が必要です。医師へ相談のもと、使用可能なオイルを確認しましょう。
・柑橘系のエッセンシャルオイルの使用には注意が必要です。皮膚についた状態で紫外線を浴びると「光毒性」という、皮膚がダメージを受ける可能性があります。
7. まとめ 〜アロマの香りで、食欲不振を解消しましょう〜
アロマの香りには食欲を増進させたり、消化の促進をする作用に効果的なものがあります。
同時に、リラックス効果など精神面にも効果があります。
アロマの香りで、心身ともにメンテナンスをして食欲不振を改善しましょう。