在宅ワーク、長時間のパソコン作業で、目の疲れや肩こりで身体が固まっていませんか?
さらに、外出時にはマスク着用で緊張感がなくなるせいか、フェイスラインや口元が緩んできたという声も…。
そこで、
自宅にいながら簡単に顔をケアできる
「リンパの流れを整えるセルフケア」は、いかがでしょう?
朝晩のスキンケアと一緒に取り入れていただけます。
顔のむくみがとれると同時に、首肩の疲れも
同時にスッキリさせることができます。
<目次>
1.リンパとは
2.小顔セルフリンパケアとは
3.ご用意いただくもの
4.服装
5.押さえておきたい3つのポイント
6.セルフリンパケアスタート
7.効果的なタイミング
8.こんな人におすすめ
1.リンパとは
私たちの身体は、自ら身体を整える素晴らしい力が備わっています。
リンパは、血管のように全身に張り巡らされていて、不要になった老廃物(たんぱく質や病原菌など)を受け取り、濾過(ろか)と免疫機能により、キレイな状態にして血液循環へ送ります。
リンパの流れが整っていることで、疲れにくい、病気になりづらい、むくみにくい、若々しくいられるなどの効果が期待できます。
「デトックス」や「アンチエイジング」は、リンパの代名詞とも言われています。
2.小顔セルフリンパケアとは
今回は主に、首と肩、鎖骨周辺のケアをしていきます。
小顔といっても、お顔には触りません。
ですので、メイクしたままでもOKです!
顔を触らなくても、小顔になる?
嘘のような話に思われるかもしれません。
首と鎖骨周辺には、
「頚部リンパ節」と「鎖骨リンパ節」があります。
リンパは、全身を巡り、最終的に鎖骨の下を通って静脈と合流します。
鎖骨リンパ節は、リンパ液の最終出口。
「鎖骨が埋まっている」状態は、リンパの流れが悪くなり、老廃物が溜まっているサイン。
鎖骨リンパ節をしっかりケアすることで、お顔周りがスッキリするだけでなく、全身のリンパの流れを整える役割も果たします。
3.ご用意いただくもの
*ボディクリーム(ご自宅にあるもの)
*鏡
↑これだけでOKです!
4.服装
*襟元の空いているTシャツなど
※顔には触らないので、お化粧はしていてもOK
5.セルフリンパケアで押さえておきたい3つのポイント
① 首・肩の筋肉を揉みほぐす
② リンパ節を刺激する
③ リンパ節に流し込む
6.セルフリンパケアスタート
最初に深呼吸を2〜3回して、リラックスして行ってください。
<手順>
①ほぐす
*まずは、左からスタート
・正面を向いて、顔だけ右を向く。
※肩の上に顎が来るくらいまでしっかり。つらい場合、可能な範囲でOK
・クリームを少量つけて手のひらで温めながらほぐす。
※左首〜肩、鎖骨にかけて薄く塗る。つけすぎたらタオルやペーパーで拭き取る
※お洋服にクリームがつきそうな場合は、肩にタオルをかける
・「首筋」を耳の下〜鎖骨、「首の後ろ側」襟足〜首の付け根部分を指で揉みほぐす
※凝っている部分を中心に2〜3往復、強さは痛気持ちいい程度
②リンパ節を刺激する
・首のリンパ節、鎖骨のリンパ節を10回程度刺激する(写真参照)
・鎖骨の内側を骨に沿ってほぐしていく
③リンパ節へ流し込む
①でほぐした首、肩部分を指や手の平を使って鎖骨リンパ節に流し込む(写真参照)
※同じ方法で右側も行う
▼動画で確認▼
7. 効果アップの方法
脇の腋窩(えきか)リンパ節を刺激することで、
小顔効果がアップするだけでなく、肩こりや二の腕の疲れも半減する効果が高まります。
セルフケアが終わったあと、肩や腕の軽さを実感できます。
8. どういう(どこの部位に)効果があるか
全身のリンパの流れを整える効果が期待できます。
特に顔、首、肩に効果的◎
鎖骨部分もしっかりとケアしていきますので、例えば鎖骨が埋まっている場合は、血流やリンパが滞っている証拠。
セルフケアを続けていくうちに鎖骨が浮き出てきて、鎖骨美人に!
9. 効果的なタイミング
・体調のいい時。※体調が優れない、気分が乗らない場合は、お控えください。
・朝晩のスキンケアにプラスして取り入れていただくことがお勧めです。
・続けることで、リンパの流れができ、短時間で変化を感じやすくなります。
10. こんな人におすすめ
テレワークが続いて、首・肩こり、眼精疲労、腕がだるい、肩甲骨が固まっているという方。
今よりもスッキリ小顔に、もっと若くみられたいという方。
冷え性の方にもお勧めです!
セルフリンパケアを日々のスキンケアと一緒に取り入れていただくと、ご自身の変化を感じることができるようになります。
例えば、
・フェイスラインがシャープになってきた
・むくみにくくなってきた
・肩の位置が下がってきて、首もほっそり長くなってきた
さらに、
毎日ご自身と向き合う時間にもなるので、自己肯定感もアップして、心の安定にもつながっていきます。
実際の手順や手の動きを動画でもご確認ください。